


肩こりは安易に「マッサージをしてはいけません」。
一般的に常識と考えられてきた事に「えっ?」と思われると思います。
もう一度言います。
肩こりは安易に【マッサージをしてはダメです】
それはなぜでしょうか?
筋肉は繊維の集合体です。
納豆を包んでいるワラをイメージしていただくと良いかと思います。
そこに指圧など圧力が加わると、その人の体の大きさ、男性女性に関わらず、
筋繊維は微小に傷が入ります。
もっと正確に言うと、筋肉を走る毛細血管が切れます。
そこから内出血を起こし、更に筋肉を傷めます。
また圧刺激を加える事で、
人間に本来備わっている防御反応が働き、脳の指令で体が身を守ろうとして
さらに筋肉を収縮させ硬く包み、ガードしようとします。
また、強いマッサージを行うとスーッとするというお声もお聞きします。
これには科学的な理由があります。
ある一定以上の圧力を加えると、どんな体型であれ筋肉にキズが入ります。
そのため体の痛みセンサーに注意警報が発信し、
「モルヒネホルモン」が体内で生成され、鎮痛しようと働きます。
いわゆる、【ランナーズハイ現象】が起こっているだけなのです。
ランナーズハイとは、過度な運動量により、筋肉の破壊が限界に達した時、
その痛みを緩和するためにモルヒネホルモンが体内に放出された、鎮痛ホルモン作用、
つまり自己防御反応です。
簡単に言えば、スーッとしているのは錯覚であり、筋肉を傷めているだけなのです。
もちろんマッサージなどで改善する肩こりもあります。
ですがその割合は、すべての肩こりの1割にも満たないと思います。
その結果、
このような刺激を繰り返し受けた筋肉は、
瘢痕化(筋肉に血マメのようなものができた状態)が起こり、
「しこり」となります。
そしてここから肩こりの「慢性化」が始まります。
①リンパの流れの調整
当院独自のリンパ調整法により、修復細胞であるリンパ球を促進させ、筋組織の回復をはかります。
②ゆがみや重心の調整
歩き方の問題も症状の一要因となります。
そのため歩行の調整も行い、ゆがみや痛みを防ぐ姿勢へと促します。
【③からは状態により行います】
③運動療法
最新の加圧トレーニングリハビリ法により組織の回復を目指します。
体に無理のかからない運動療法ですのでご安心ください。
④栄養の観点から見たサポート
組織の再生を助ける必須栄養素を、医療機関で受診された血液データの分析をもとに東洋医学的な視点から行います。
当院では肩こり専用のリンパ調整術で頑固な肩こりにアプローチします。
マッサージや整体では実現できない、細胞レベルの組織の修復を図り、
肩こりの改善に日々研磨しています。
筋肉が損傷している時、筋肉の電気信号が乱れています。
そのバランスの乱れを正常に戻し、筋肉の最適な状態に回復させます。
そして状態を観ながら、マッサージや整体などの手法は、「回復期」に行うのが正しいやり方です。
また自律神経のバランスも重要となりますので、その調整も同時に行います。
「肩がやたら重い…」
「肩に何か乗っかている感じがする…」
「コリよりも痛みに変わってきた…」
など